https://news.yahoo.co.jp/articles/292b6561f3f52190574a62d79f556088b14eeeea
文在寅大統領の支持率が急降下…背景にある事件

FNNプライムオンライン

FNN記者のイチオシのネタを集めた「取材部 ネタプレ」。

今回取り上げるのは、ソウル支局の渡辺康弘支局長が伝える「文大統領のピンチが日韓関係に影響?」。

【画像】11年も農業していたってホント?文大統領にも土地投機疑惑

FNNソウル支局 渡辺康弘支局長:
文在寅大統領の支持率が今週月曜日(22日)、34.1%という就任以来最低の数字まで急降下しました。一方で不支持は62.2%と高くなっているのです。文大統領が窮地に追い込まれつつあるのですが、その背景には今韓国を揺るがしている、ある事件があります

FNNソウル支局 渡辺康弘支局長:
事件の主人公というのが、韓国土地住宅公社(LH)の職員です。LHは新都市開発ですとか住宅の開発を行っている公的な企業なんですけれども、彼らは内部情報を悪用して、開発発表前の土地を約10億円で購入していました。開発されれば値上がりは確実です。こういった情報を持っている特権階級による不正ということで、韓国国民が非常に怒っているんです
内部情報を悪用して濡れ手に粟の金儲け

FNNソウル支局 渡辺康弘支局長:
怒りをさらに大きくさせたあることがあるんですけれども、こちらの映像をご覧ください。問題の土地というのはですね、農地なんですけれども。韓国では本来、農業従事者、農家の方しか買うことができません。しかし、LHの職員は「自分たちが観賞用の植木を栽培する農家だ」とうそをついて買っていたんですね。加藤さん、映像を見て何か変な点があるのに気づきますか

加藤綾子キャスター:
変な点というか、何かたくさん生えてますよ。ちょっとごちゃごちゃしているというか…

FNNソウル支局 渡辺康弘支局長:
そうなんです。ものすごくたくさん植えているんですね。ありえないほど植木を密集して植えているんです

加藤綾子キャスター:
これあえて植えてるということなんですか?

FNNソウル支局 渡辺康弘支局長:
はい。これではとても植木は本来育たないわけです。なぜこんなことをしているのかといいますと、LHで土地を買う際に植木が多いほど補償金が増える仕組みになっているんです。今回の職員たちは限界まで植木を植えることによって、少しでも稼ごうとしたんですね。こうしたLH職員の飽くなき金銭欲に韓国国民はあきれ、怒りを抱えているわけなんです

FNNソウル支局 渡辺康弘支局長:
国民の側にも怒るだけの理由があります。ちょっとこちらをご覧ください。ソウルのマンションの平均販売価格ですが、文大統領が政権を取ってからおよそ4年間で実に80%も値上がりして、発足当初約5800万円だったのが今は1億円もするんです。平均値ですよ。東京よりも高いです。この状況では、韓国の庶民の方たちはとてもマイホームなんか買えませんので。そういった状況の中、不動産で特権階級が不正を行ったということで、より怒りが大きくなっているわけです
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(略)