自民党の二階幹事長=似顔=は21日、春の衆院解散・総選挙の可能性に言及した下村政調会長に対し「軽々しく言うべきものではない」と苦言を呈した。党大会後に記者団の質問に答えた。

 二階氏は「解散は菅首相が決めることだ」と強調。「(下村氏は)どれだけ仲間の選挙のために汗をかいたのか。自分の選挙は大丈夫なのか」と切り捨てた。下村氏の発言はよほど腹に据えかねたようだ。

 下村氏は18日、4月の首相訪米に関し「内閣支持率にプラスになる。その時に(解散)というのは考えられる」と語っていた。

読売新聞
2021/03/22 06:48
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210321-OYT1T50199/