自民党の竹下亘元総務会長は25日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長が過去にフィギュアスケートの男子選手にキスを強要したとの報道をめぐり「彼女にセクハラという意識はない」とかばった。竹下派(平成研究会)の会合後、記者団に語った。

 竹下氏は「セクハラは受けたほうがどう受け止めるかという問題なので、そこへの注意は必要」とも述べた。18日に橋本氏について「スケート界では男みたいな性格で、ハグなんて当たり前の世界だ」と発言したことが波紋を広げたとの指摘に対しては「波紋は広がっていない。もうとっくに収まっている」との認識を示した。

産経新聞
2021.2.25 17:05
https://www.sankei.com/politics/news/210225/plt2102250021-n1.html