超党派の国会議員は17日、新型コロナウイルスの影響で経営難に陥る医療機関への支援は最優先に取り組むべき課題だとして、田村厚生労働大臣に緊急要請しました。

 自民党の鴨下元環境大臣や共産党の小池書記局長ら医師資格を持つ「超党派医師国会議員の会」は17日、新型コロナウイルスの影響で経営難に陥る医療機関への支援を田村厚労大臣に緊急要請しました。

 「コロナを診療している医療機関が減収になって、お給料もボーナスも払えないという状況が出来ることがまずおかしいと思わないといけない」(超党派医師国会議員の会 自民党 羽生田俊参院議員)

 政府は、新型コロナ対応で医療機関に派遣された医師や看護師への支援額を倍増するとしていますが、超党派の緊急要請では、派遣の有無にかかわらず、新型コロナに対応する医療機関への速やかな減収補てんや、医療従事者への処遇改善を求めていて、議員団は「もっと医療従事者全体に直接お金が届く仕組みを考えないといけない」と訴えています。

TBS NEWS
17日 18時14分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4154199.html