名古屋市の河村市長は、7日、市内にある新型コロナの病床が、およそ9割埋まっていることについて、「病床を増やしたいが調整は難しい」と話しました。

 「(病床の)余裕があるようにしたい。その調整は、難しいところ。病院の協力をもらわないといけない」(名古屋市 河村たかし市長)

 名古屋市によりますと、新型コロナに感染し入院している患者は、6日時点で約170人となり、すぐに稼働できる市内およそ180の病床数は、およそ9割埋まっています。

 市は今後、医師の確保を急ぎ稼働できる病床を増やしたい考えです

 また、医療機関の多くが年末年始の休みになる12月30日から1月3日にかけて、1日200件の検査が可能な臨時のPCR検査場を設けるなど医療体制を強化していく方針です。

CBCテレビ
12/7(月) 11:55配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/289549aa20adde33062be0359f97493d4ebd04f7

名古屋、コロナで数字上満床に
入院患者増、一部市外に

 名古屋市の河村たかし市長は7日の記者会見で、市内で新型コロナウイルス感染を確認した患者の入院者数が6日時点で182人に上ると明らかにした。市内で実質的に運用可能なコロナ専用病床は約180床で、数字上は満床状態となった。

 市によると、182人のうち27人は、愛知県の調整で市外の医療機関に入院中。市外の患者十数人を受け入れているが、回復して退院する人もいるため、実際は市内の病床が完全に埋まっているわけではないという。

 河村市長は、さらに病床を確保するため、市内の医療機関に協力を求めている。

共同通信
2020/12/7 12:54
https://this.kiji.is/708527426787770368