鶏卵生産大手の「アキタフーズ」元代表が、吉川貴盛元農林水産相の部屋などで、2019年だけで、少なくとも7回面会していたことが関係者への取材でわかった。

「アキタフーズ」は2020年7月、河井克行前法相夫妻の買収事件の関係先として、東京地検特捜部の家宅捜索を受けている。

関係者によると、元代表は2019年、吉川元農水相と議員会館や東京都内の料亭などで、少なくとも7回面会し、そのうち3回は、大臣室だったという。

吉川元農水相は鶏卵業界をめぐり、便宜を図る見返りに、元代表から現金を提供された疑いがあり、特捜部は、大臣室での面会の際に渡されたとみて調べている。

FNN
2020年12月2日 水曜 午前11:44
https://www.fnn.jp/articles/-/114375