菅政権にとって初めてとなった臨時国会の序盤では、菅義偉首相や閣僚が答弁を避ける姿勢が目立ち、「お答えを差し控える」などの表現は早くも80回近くになった。日本学術会議の任命拒否問題などを追及されたこともあり、首相の説明責任を果たそうとしない姿勢が浮き彫りになった。

 先月28日から今月6日までに衆参両院で行われた代表質問と衆参予算委員会での約1250の政府答弁を対象に「答弁」「答え」「コメント」「説明」を「控える」などと答弁したものを集計した。

 最も多かったのは、日本学術会…

朝日新聞
2020年11月9日 22時52分
https://www.asahi.com/articles/ASNC97FQ0NC9UTFK009.html