立憲民主党などの野党は9日午前、日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題に関する合同ヒアリングを国会内で開いた。大西隆元会長が出席し「選考基準と違う基準を適用し、任命拒否したとなれば日本学術会議法違反になる」と首相を批判。広渡清吾元会長も「誤っているとしか言いようがない。拒否した理由を説明しなければ首相の責任は果たせない」と強調した。

 野党は、2016年の補充人事での首相官邸側とのやりとりを両氏から聴取。大西氏は、後任候補の選考段階で官邸側から説明を求められたと明らかにした。

共同通信
2020/10/9 11:57 (JST)
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