自民党の二階俊博幹事長は17日、東京都内で開かれた石破派のセミナーで講演し、中国の習近平国家主席が今年4月に国賓来日していれば、日中両国が世界の平和と繁栄に関与する「共創(きょうそう)」をテーマに「第5の政治文書」を締結する方向だったと明らかにした。

 二階氏は「今年、日中首脳会談が日本で行われれば、第5の文書が結ばれ『共創』という決意を固めることになっていた」と述べた。来日が延期となっていることについては「穏やかな雰囲気の中で実現できるよう心から願っている」と語った。

時事通信
2020年09月17日16時40分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091700939&;g=pol