NHK広島放送局が原爆被害を伝えるため始めたツイッターで「朝鮮人の奴ら」などと投稿したことが在日コリアン差別をあおっていると批判を受けた問題で、NHKの前田晃伸会長は10日の定例会見で「公共メディアとしてはあってはならないこと」と述べた。

 前田会長は原因について「リスクチェックが甘かったことに尽きる。(本来業務の)放送では比較的できているが、SNS(会員制交流サイト)では甘かったのではないか」と指摘。担当者によると、再発防止のため、投稿前に複数の管理職がチェックするほか、必要に応じて注釈や出典を明らかにするなどの対策を実行しているという。

共同通信
2020/9/10 19:53 (JST)
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