カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件に絡み、組織犯罪処罰法違反(証人等買収)容疑で再逮捕された衆院議員秋元司容疑者(48)=収賄罪で起訴=が、贈賄側の中国企業元顧問らと話し合えば「自分の罪はなくなる」と周囲に話し、元顧問らへの接触を盛んに試みていたことが22日、関係者への取材で分かった。

 秋元議員は支援者だった会社役員淡路明人容疑者(54)、同佐藤文彦容疑者(50)と共謀、那覇市内のホテルで中国企業「500ドットコム」元顧問の紺野昌彦被告(48)=贈賄罪で起訴=に、虚偽証言の報酬として計3千万円の提供を申し込んだ疑いで逮捕された。

共同通信
2020/8/22 21:11 (JST)
https://this.kiji.is/669877125494670433