大阪市を廃止して4特別区を新設する「大阪都構想」について、自民党大阪府連が反対の立場をとる方向で調整していることが8日、わかった。8月下旬の役員会で正式に決定する。

 この日、府連幹部が市内で会合を開き、方針を確認した。自民党は市議団が反対、府議団が賛成することを決め、賛否が割れる異例の事態となっており、府連として立場を明確にし、11月に予定される都構想の是非を問う住民投票に臨む。

 府連幹部は読売新聞の取材に「府議団の考えは尊重する」と述べ、府議団が府議会で8月下旬に予定される制度案の採決で賛成しても、容認する考えを示した。

読売新聞
2020/08/09 06:00
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20200809-OYO1T50011/