昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反の罪で起訴された参院議員河井案里被告（46）の弁護人は7日、東京地裁に保釈を請求した。7月にも請求したが退けられていた。

　河井参院議員と、夫で前法相の衆院議員河井克行被告（57）は6月18日に逮捕され、東京・小菅の東京拘置所に勾留されている。夫妻の弁護人は7月8日の起訴後、それぞれ保釈を請求したが、いずれも退けられていた。

　克行前法相は昨年3〜8月、地元議員ら100人に計2900万円余りを配ったとして起訴された。案里議員は、うち5人に対する170万円の配布について共謀したとされる。

共同通信
2020/8/7 12:42 (JST)
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