28日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)では、政府から全世帯に配布された布マスク「アベノマスク」が介護施設などに追加で8000万枚が配布されることを報じた。

 この問題にコメンテーターでジャーナリストの青木理氏は「必要な人います? ほんの一部でしょ、いたとしても」とバッサリ。

 政策について「未知のウイルスなので完璧な対策なんて無理ですし、探りながらやっていくんだろうけど」とした上で、「日本の今の政権に関していうと、やるべきことはやらずやったことは全て後手後手でピント外れで、これが象徴みたいになっているわけですよね」と指摘。さらに「検査の拡充や医療機関の支援を本来やるべきことなのに、そっちは手薄で後手後手で布マスクやGoToキャンペーンなんてものに、ものすごお金を使う」と続けた。

 また「一回決めてもね、まずいなと思ったら立ち止まって引き返してということをしていかないと。決まっていたとはいえ、これから8000万枚ですよ」と疑問を呈し、「こんなものに金を作るぐらいだったら、他のことに金を使ってくれ」と訴えた。

スポーツ報知
2020年7月28日 10時38分
https://hochi.news/articles/20200728-OHT1T50047.html