10代の少女に薬を混ぜた酒を飲ませて性的暴行をしたとして、警視庁池袋署は19日、埼玉県新座市新堀1の復興庁参事官補佐、菅原久興容疑者(46)をわいせつ目的略取と準強制性交等の疑いで逮捕した。

逮捕容疑は5月27日夜、東京都豊島区内の居酒屋で少女と食事中、睡眠作用のある薬を混ぜた酒を飲ませて意識を失わせ、近くのホテルに連れ込んで暴行したとしている。菅原容疑者は「ホテルで少女に何もしていない。薬も飲ませていない」と容疑を否認しているという。

池袋署によると、菅原容疑者は、食事やデートに付き合う見返りに金銭を受け取る「パパ活」の相手を募集していた少女とツイッターを通じて2週間ほど前に知り合い、食事のみの約束で初めて会った。ホテルを出た後、タクシーの車内で気がついた少女が不審に思って池袋署に相談した。【田中理知】

毎日新聞2020年7月19日 20時56分(最終更新 7月20日 08時12分)
https://mainichi.jp/articles/20200719/k00/00m/040/170000c