過去最多の22人が立候補し、新型コロナウイルス対策などが争点になった東京都知事選挙は5日、投票が行われていて、この後、午後8時で締め切られます。午後6時現在の投票率は33.50%で、前回4年前の選挙よりおよそ3ポイント低くなっています。

東京都知事選挙の投票は5日朝から1800か所あまりの投票所で行われています。

東京都選挙管理委員会によりますと、午後6時現在の投票率は、33.50%で、前回4年前の選挙より2.98ポイント低くなっています。

一方、4日までに期日前投票を行った人は有権者全体のおよそ15%にあたる175万4013人で、前回と比べて4万5000人あまり増えています。

過去最多の22人が立候補した今回の選挙戦では、新型コロナウイルスや1年延期された東京オリンピック・パラリンピックへの対応などをめぐり論戦が繰り広げられました。ただ、選挙期間中も都内で新たな感染の確認が相次ぎ、候補者は集会の開催や握手を控えるなど異例の選挙戦となりました。

投票はこのあと午後8時で締め切られ、即日開票されます。

NHKニュース
2020年7月5日 19時14分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200705/k10012497691000.html