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2020/05/17(日) 10:46:17.54ID:XAjfMeQq9意見書は、先だって2月に安倍晋三首相が法解釈の変更を示したことに、「絶対王政を確立し君臨したルイ14世の言葉として伝えられる『朕は国家である』との中世の亡霊のような言葉をほうふつとさせるような姿勢」と指摘。「ジョン・ロックはその著『統治二論』の中で『法が終わるところ、暴政が始まる』と警告している。心すべき言葉である」などと記している。
またロッキード事件で政財界の大物逮捕に至った要因として「検察上層部の不退転の姿勢、国民の熱い支持、捜査への政治的介入に抑制的な政治家たちの存在」を挙げ、今回の件は「時の政権の意のままに動く組織に改変させようとする動きであり、ロッキード世代として看過し得ない」と指摘している。
小泉は9〜10日にハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」をつけた抗議投稿を7連投。12日には「私、更に勉強してみました。読んで、見て、考えた。その上で今日も呟かずにはいられない。#検察庁法改正に抗議します」と投稿している。
◆ルイ14世 反対意見書に出てくるルイ14世は、17世紀半ばから18世紀にかけて在位したフランス国王。ブルボン朝最盛期を築き「太陽王」の異名をもつ。ルイ14世の言葉として伝えられる「朕は国家なり」は、強力な国王が支配する絶対主義を象徴する言葉とされる。ベルサイユ宮殿を築いたことでも知られる。
ジョン・ロックは近代のイギリスを代表する哲学者で政治思想家。イギリス経験論の父とも呼ばれる。民主主義の原理を築き、アメリカ独立宣言やフランス人権宣言に影響を与えた。「人間知性論」「統治二論」などの著書がある。
デイリー
2020.05.17
https://www.daily.co.jp/gossip/2020/05/17/0013348824.shtml