香川県議会で3月18日、ゲームの利用時間を1日60分以内と定めた条例が賛成多数で可決、成立した。

4月1日に施行されるこの条例(「県ネット・ゲーム依存症対策条例」)は、子どものゲームやネット依存を防ぐため、18歳未満の子どもに1日60分(休日は90分)、利用時間を中学生以下は21時、それ以外は22時までの利用を目安とする。罰則はない。

この条例に対しては違憲性を問う声もあがっている。憲法問題に詳しい作花知志弁護士は、「個人の自己決定権などに対する不当な干渉であり、憲法13条に違反している」「多数決で押しつけることは、人権の基本的概念に反している」と厳しく批判する。

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香川県「ゲームは1日60分」条例、違憲性への懸念 「不当な干渉」「憲法13条に違反」…作花弁護士が指摘
2020年03月19日 09時16分