クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)集団感染で、感染者と同室だった濃厚接触者の大半が22日、下船して国の施設に移った。検査で陰性だった日本人乗客らの下船業務はほぼ終了。ただチャーター機で海外退避した外国人には感染確認が相次いでおり、健康観察期間の在り方に課題も指摘される。国内での拡大防止対策は急務で、政府は基本的対処方針を25日にも公表する見通し。

 当初約3700人いた乗客乗員のうち、感染者600人超は病院などに搬送され、陰性で症状のない970人は既に下船し、帰途に就いた。

共同通信
2020/2/22 18:33 (JST)
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