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 国政にも影響しかねない。来月2日投開票の京都市長選をめぐり、京都新聞に掲載された共産党批判の広告が物議を醸している。一市長選の広告が、国政レベルで進む野党共闘に水を差す恐れがある。

 市長選は“自公立国社”与野党5党が相乗りで支援する現職の門川大作候補(69)と、共産党と、れいわ新選組が推薦する弁護士の福山和人候補(58)との事実上の一騎打ち。メディアの情勢調査によると、約2〜3割が投票先を決めていないものの、門川氏が先行。福山氏が追う展開となっている。

 何としても市長のイスを守りたい門川陣営は、後援団体「未来の京都をつくる会」が26日付の京都新聞朝刊にデカデカと「大切な京都に共産党の市長は『NO』」という広告を掲載。〈わたしたちの京都を共産党による独善的な市政に陥らせてはいけません〉とも訴えた。

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