菅官房長官の記者会見で厳しい質問を続ける東京新聞の望月衣塑子記者が、また菅官房長官と記者クラブのイジメに遭っているらしい。


 今月22日の会見で望月記者が、挙手をして指名してもらえないことが続いているとして、「不当な扱いを受けている。見直していただきたい」と抗議。菅氏は「ここはあなたのご要望についてお答えする場所ではない」と答え、バトルになった。

 これにヘソを曲げたのか、以降、菅氏が番記者らとの「オフレコ懇談」をやらなくなったため、困った番記者らが、ますます望月記者に質問が当たらないようにしているのだという。

 記者クラブの一部は「望月記者にはおとなしくしていて欲しい」と思っているようだ。

 質問者を指名するのは菅氏だが、会見は記者クラブの主催なので、望月記者が挙手していれば、クラブ側が「まだ質問者がいる」と菅氏に促すことは可能。しかし、29日も望月記者が「(質問)あります」と呼びかけたのに、会見は打ち切られた。

 これじゃあ、安倍政権がますますつけ上がるわけだ。

日刊ゲンダイ
20/01/30 14:50
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