読売新聞社は2月2日投開票の京都市長選について、世論調査と取材を基に情勢を分析した。公明党と、自民、立憲民主、国民民主、社民の各党京都府連が推薦する現職の門川大作氏(69)が先行し、共産党とれいわ新選組が推薦する弁護士の福山和人氏(58)、地域政党・京都党前代表で前市議の村山祥栄氏(41)の2新人が追う展開となっている。有権者の2割弱は態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性がある。

 門川氏は自民支持層の8割強、公明支持層の9割強を固めた。福山氏は共産支持層の8割強を押さえ、立民支持層の3割弱にも浸透している。村山氏は日本維新の会支持層の4割強の支持を得ている。

 調査は1月24〜26日、京都市を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した1271世帯の中から762人の回答を得た。回答率60%。

読売新聞
2020/01/26 22:00
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20200126-OYT1T50170/