立憲民主党など主要野党の国対委員長は16日、国会内で会談し、昨年の参院選をめぐり広島地検の家宅捜索を受けた自民党の河井克行前法相と妻の案里参院議員について、衆参両院の政治倫理審査会で説明するよう求める方針を決めた。近く自民党に要請する。

 立民の安住淳国対委員長は会談後、記者団に「国会でしゃべるのが責任だ」と強調。河井夫妻が15日に行った取材対応について「およそ説明になっていない、単なるおわび会見だ」と批判した。

 立民の芝博一参院国対委員長も同日、自民党の末松信介参院国対委員長と国会内で会談し、自民党が案里氏に事情聴取し、参院議院運営委員会に報告するよう求めた。

 芝氏は会談後、記者団に「今の状況では、20日の政府4演説はすんなり聞けないと伝えた」とも語った。

産経新聞
https://www.sankei.com/politics/amp/200116/plt2001160016-a.html