https://mainichi.jp/articles/20200110/k00/00m/010/289000c
 立憲民主党の枝野幸男代表と国民民主党の玉木雄一郎代表は10日、国会内で会談し、両党の合流を巡って引き続き協議したが、合意には至らなかった。両党は来週それぞれ会合を開き、協議状況を党内に説明して意見を聞く。党首会談を重ねてもまとまらず、旧民主党時代から続く「決められない政治」を露呈した格好だ。

 党首会談には立憲の福山哲郎、国民の平野博文両幹事長も同席。会談前、国民幹部は「そんなに長くかからない」と述べて、大筋合意できる可能性をにじませていた。だが、実際の会談は約3時間にわたり、結論は持ち越しに。関係者によると、会談で立憲側が「今日、決断してほしい」と求めたが、玉木氏は「まだ詰め切れていないところがあり、それはできない」と述べ、まとまらなかった。

 会談後には4人で取材に応じたものの、発言したのは枝野氏だけだった。枝野氏は記者団に「ここまでの経緯…