衛藤晟一消費者担当相は4日の参院地方創生及び消費者問題に関する特別委員会で、預託商法を展開して破綻した「ジャパンライフ」を巡り、被害者に落ち度があるかのような発言をしたことについて「被害者が悪いといったような印象を与えたとするならば、私の不徳の致すところであり、大変申し訳なかった」と陳謝した。社民党の福島瑞穂氏への答弁。

 衛藤氏は先月29日の閣議後の記者会見で、ジャパンライフ元会長が首相主催の「桜を見る会」の招待状を勧誘に利用していたとされる問題に関し、「(招待状から)信用した方もおられたようだが、『誰と誰とに会いましたよ』と名刺を出すような方は何かちょっとおかしいところがある」「私としては最初からそういう方は要注意だと思って接する」と発言。ツイッターなどで「だまされる方が悪い的な印象操作だ」などと批判が上がっていた。

 衛藤氏は4日の答弁で「心構えについて発言したものだ」と釈明。「私は虎の威を借りようとする行為は大嫌いだ。彼の行為は認められないものだと思う」と述べた。【野原大輔】

毎日新聞2019年12月4日 15時41分(最終更新 12月4日 15時41分)
https://mainichi.jp/articles/20191204/k00/00m/040/124000c

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