国会では26日も『桜を見る会』をめぐる追及が続いた。立憲民主党・山本議員は、2015年の『桜を見る会』に、後にオーナー商法で多額の資金を集めて破産し、特定商取引法違反容疑での家宅捜索も受けた『ジャパンライフ』の元会長が招待されていたことについて追及。衛藤消費者担当大臣は「どこからどうして紛れ込んだのか不思議でしょうがない」と述べた。ジャパンライフは、招待状が送られた前年にはすでに消費者庁から文書で行政指導を受けている。招待状は企業の広報チラシにも使われていたことから、招待状が被害を拡大させた疑いもある。さらに、野党の入手した資料によると、受付表の番号が“総理・長官等の推薦者”とされる番号になっていて、招待は「総理の推薦だったのではないか」という疑惑も出ている。政府は、名簿が廃棄済みのため、“不適切な招待”の経緯も、“官邸幹部による招待者数”もわからないとしている。名簿の廃棄が野党の資料請求した日だったことについて、内閣府は「シュレッダーの順番待ちをした結果、偶然、同じ日になった」としているが、26日に内閣府の大型シュレッダーを視察し、名簿を模した紙800枚を細断した無所属・山井議員は「1〜2時間くらいかかる作業かと思ったら34秒。予約が取れなかったというのは違うのではないか」と疑問を呈した。

テレ朝news
2019/11/26 23:30
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