20日、安倍総理の通算在職日数が単独で歴代トップとなり、安倍総理の地元が祝賀ムードにわく一方、国会では『桜を見る会』をめぐる追及が行われた。「招待状を送って参加者を集めていた実態を全く知らなかったのか」と問われた安倍総理は「事務所から相談を受ければ、推薦者について意見を言うこともあった」と述べ、招待客の推薦について自ら関与していたことを認めた。「“関与していない”と答えていたことは虚偽答弁ではないか」と追及されると「最終的な取りまとめ等には一切関与しておらず、先日の答弁が虚偽だったとのご指摘はあたらない」と答えた。また、招待客の内訳をめぐって、菅官房長官は、総理の推薦に基づいて1000人が招待され、自民党関係者による推薦は全体の4割にあたる6000人にも及んでいたことを明かした。さらに、この推薦枠をめぐって、安倍昭恵夫人も関与していたことが判明したが、菅長官は「最終的に決めるのは、内閣官房・内閣府のなかだ」としている。一方、日米貿易協定について、参議院での審議が始まった。野党は、自動車関税について「農業を犠牲にして自動車の関税撤廃は先送り、日本側が一方的に譲歩したのではないか」と迫った。これに対し、安倍総理は「今回の協定では、単なる交渉の継続ではなく、さらなる交渉による関税撤廃を明記した。一方的な譲歩ではない」と答弁した。

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テレ朝news
2019/11/20 23:30
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000169705.html