野党「追及チーム」増強へ 「私物化」「推薦」「前夜祭」の3点追及
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191114-00000073-mai-pol

立憲の安住淳国対委員長は記者団に、衆参の議員からなる追及チームを現在の11人から3倍にすると表明。
安倍政権は「桜を見る会」の来年の開催中止で幕引きを図るが、安住氏は「臭いものに蓋(ふた)をするとの態度は許せない」と強調した。

 野党は、追及ポイントを3点に絞る。1点目は、首相が招待基準を満たさない後援会関係者を招いた「会の私物化疑惑」だ。
内閣府は招待者名簿は廃棄済みで、招待者は特定できないとしている。野党は「他省庁は同様の文書を10年保管している」と追及し、
招待の経緯を明らかにしたい考えだ。

 2点目は、首相が8日の参院予算委員会で「私は招待者のとりまとめにあたっていない」と答えたことだ。その後、
首相を含む政治家が招待者を推薦していることが判明。共産党の志位和夫委員長は「虚偽答弁だ」と批判する。

 3点目は、会の前日に東京都内のホテルで開かれた「前夜祭」を巡る疑惑で、野党は悪質性が最も高いとみている。
野党の調査によると、首相の後援会関係者が参加した前夜祭は会費5000円。だが、このホテルの相場はもっと高い。
立憲幹部は「もし差額を首相側が負担していれば、公職選挙法(寄付行為の禁止)に触れかねない」と批判する。