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中国のウイグル収容施設500か所近くを確認 100万人超が被収容の恐れ

▼記事によると…

・人権団体「東トルキスタン国民覚醒運動(ETNAM)」は12日、中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の少数民族ウイグル人らが拘束されている収容施設や刑務所を、500近く確認したと発表した。約100万人が収容されていると一般的に言われてきたが、同団体はそれよりはるかに多くの人が中国政府に拘束されている恐れがあると主張している。

・ETNAMは、グーグルアース(Google Earth)で地図画像を調査し、ウイグル人たちに自身が持つ文化を捨てるよう圧力をかけているとされる「強制収容所」とみられる182か所の位置を地図に示した。

・刑務所とみられる施設209か所と労働収容所とみられる施設74か所も特定した。

・ETNAMのカイル・オルバート(Kyle Olbert)氏
「これらの(施設の)大半は、これまで確認されていなかった」
「それどころか、われわれが確認できていない施設がさらにあるのではないかと懸念している」

・オルバート氏は、中国政府の政策は「投獄による大虐殺」であると表現し、ウイグル人が永久に拘束されるのではないかと懸念

・中国政府は当初、収容所の存在を否定していたが、イスラム教徒に職業訓練を提供して過激思想を持たないようにしていると政策を正当化している。

2019年11月13日 13:59

(略)