https://special.sankei.com/a/politics/article/20191021/0002.html
 産経新聞社とFNNの合同世論調査では、14日に愛知県で閉幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」をめぐり、元慰安婦を象徴する少女像が「展示されるべきアートだとは思わない」などの否定的な意見が大勢を占めた。文化庁の補助金不交付決定を野党は批判するが、立憲民主党の支持者では賛否が拮抗(きっこう)し、共感できない人の多さが浮き彫りになった。

 表現の不自由展では元慰安婦を象徴する「平和の少女像」や昭和天皇の肖像を燃やすような場面を含む映像作品などが展示され、抗議が殺到。こうした作品が展示されるべきアートと思うかを尋ねたところ、「思わない」との回答が64・0%に上り、「思う」とした23・9%を大きく上回った。