韓国系米国人らでつくる市民団体は17日、首都ワシントン近郊のバージニア州アナンデールの私有地内に、慰安婦を象徴する「少女像」を設置することを明らかにした。27日に除幕式を行うという。

 市民団体は3年前からワシントン近郊に少女像を設置することを目指して活動してきたが、これまで設置場所が決まっていなかった。市民団体によると、米国内での少女像の設置はカリフォルニア州やミシガン州などについで、5番目という。

 茂木敏充外相は18日の閣議後会見で「そのような像が仮に設置されることになったら、我が国の立場やこれまでの取り組みと相いれない、極めて残念なことだ」と述べた。(アナンデール=園田耕司)

朝日新聞
2019年10月18日11時05分
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