安倍首相は21日、即位礼正殿の儀を22日に控え、参列のために来日した各国首脳らとの一連の会談を始めた。

 21日午前は東京・元赤坂の迎賓館でモルディブのソリ大統領を手始めに、ネパールのバンダリ大統領、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問らと相次いで会談した。この日だけで23人との会談を予定している。

 23日には、中国の王岐山国家副主席と会談し、来春の習近平国家主席の国賓来日へ向け、日中間の課題について協議する予定だ。24日には、韓国の李洛淵首相と会談する見通しで、韓国人元徴用工訴訟問題などが議題になるとみられる。

 首相は25日にかけて、約50か国の首脳らとの個別会談を予定している。

読売新聞
2019/10/21 12:20
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20191021-OYT1T50106/