(社説)関電金品受領 原発は「聖域」なのか

 関西電力がきのう、高浜原発がある福井県高浜町の元助役(故人)から首脳らが金品を受け取っていた問題で2度目の会見を開き、公表を拒んできた社内調査報告書を開示した。

 現金のほか商品券や仕立券付きスーツ生地、金貨、米ドル……。一度に1千万円の現金授受をはじめ、総額が1億円を超えた役員が2人。
関電が「20人で3・2億円」としていた受領の中身を知り、その非常識ぶりに改めてあぜんとする。

 さらに、地元の有力者だったという元助役と関電、とりわけ原子力事業本部との異様な関係と、直面する問題に当事者として向き合おうとしなかった企業統治の不在もあらわになった。

 報告書によると、関電が原発増設などで協力を仰いできた元助役は、金品を受け取らないと厳しく叱責(しっせき)することが多々あった。
機嫌を損ねては原発事業に影響しかねないとの心配から受け取り、「返却の機会をうかがいながら個人として保管していた」とするが、理解しがたい。

(以下略)

https://www.asahi.com/articles/DA3S14203136.html

参考
アホの朝日新聞「関電金品受領、原発は聖域なのか!」 →同和には一切触れず 真の聖域が浮き彫りに
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1570072183/