9月19日、福島第一原子力発電所の事故をめぐり、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の旧経営陣3人に、東京地方裁判所は無罪判決を言い渡した。作家・室井佑月氏は、その判決に異議を唱える。
 大津波の襲来は十分予見できたのに、原発の運転停止のリスクや多大な出費を避けるため、そういった指摘に対し、聞こえないふりをしたのだ。

 ここがあたしはわからない。仮に、地震・津波対策の担当者らの意見を聞き、すぐさま対策に動いた、だけど間に合わなかった、ということで無罪というのならまだわかる。

 が、何度もそういう指摘を受けながら、金をかけたくないからといった理由でそれを無視した人たちがなぜ無罪になるんだろう。

 これを許してしまえば、この先この国の企業は、儲けるためには倫理なぞいらない、という企業ばかりにならないか?

 そして、この国の子どもたちには、なんと教えるのか?

 弱肉強食、強い者が正義であると教えるのか? 強い者が弱い者を踏みつけながら生きていくのが定めとでも教えるのか?

 すべてが金だ、と。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191002-00000009-sasahi-soci&;p=2

参考
【安倍政権の弱肉強食、全て金と教える?】室井佑月「子になにを教えてゆくのか」
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1570054441/