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 立憲民主党の枝野幸男代表が28日、金沢市平和町2丁目の県営平和町団地集会所で開かれた「平和こども食堂」を訪れ、運営者らと意見を交わした。

 平和こども食堂は2017年、同市の松本文(あや)さん(48)が、当時市内で子ども食堂の開設や運営などに取り組んでいた同党の金沢市議・喜成清恵氏の協力で始めた。寄付などをもとに毎月土曜日の正午から開かれ、約20〜30人の小学生や高齢者が訪れるという。

 この日はカレーライスを食べながら意見交換。松本さんは「課題は、参加者同士の交流が十分でないこと。周知やサポートなどを地域の学校にもお願いしたい」。喜成氏は「小学校の調理室を使えるようにならないか」などと訴えた。枝野代表は「子どもたちにとって明るい場所として、広がりを見せている。学校、自治体や国との連携を進める必要がある」と応じた。(木佐貫将司)