安倍晋三首相が米ニューヨークの国連本部で9月下旬に開かれる「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する首脳級会合に出席し、防災や保健分野などの途上国への支援策として、約85.5億ドル(約9100億円)の拠出を表明する方向で検討していることが分かった。政府筋が20日、明らかにした。目標達成へ積極的に貢献する姿勢をアピールすることで、途上国支援での日本の存在感を高めるのが狙いだ。

 SDGsは、貧困や飢餓の撲滅などに向けて国連が定めた2030年までの目標。15年の採択後、関連の首脳級会合開催は初めてとなる。

共同通信
2019/8/20 17:18
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