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<社説>改憲 3分の2割れ 世論は9条改定に反対だ

21日に投開票された参院選で改選124議席のうち、自民、公明の与党は目標とした改選過半数の63議席を上回り71議席を獲得した。
ただ自民が議席を減らしたことで与党全体では6議席減となった。 憲 法改正に前向きな「改 憲 勢力」は、非改選議席を合わせ国会発議に必要な3分の2(164議席)を割り込んだ。

今月中旬に共同通信が実施した世論調査では、安倍政権下での 憲 法改正に反対は51・4%で賛成は約34%だった。
出口調査でも憲法改正に反対が47・5%で賛成の40・8%を上回った。改 憲 に対する国民の危機感の表れとみられる。

中略

安倍首相は改選過半数を理由に改憲議論を秋の臨時国会で野党に提起する方針だ。
しかし改憲は国民的議論になっていない。世論調査などでは一貫して9条改定に反対の意見が賛成を大きく上回っている。

改憲が国民的議論に至っていない証左である。その上、改憲勢力各党の改憲への考え方はばらばらで、自公の間でも大きく異なる。

今回の参院選の結果を受けて国民から承認を得たとして安倍政権が改憲を強引に進めるなら、主権者である国民を軽視した行為と言える。
中でも9条 は変える必要はない。それが多くの国民の意見であることを自覚すべきだ。国民全体で政権の暴走を監視する必要がある。

https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-958599.html



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