第25回参院選は22日午前、改選124議席全ての当選者が確定した。自民党は改選66議席から9減の57議席となり、単独過半数を失った。公明党は14議席で、非拘束名簿式導入後の最多議席に並んだ。政権内で発言力が強まる可能性がある。憲法改正の行方も左右しそうだ。自公両党は71議席で、改選77議席に届かなかった。

 立憲民主党は17議席、日本維新の会は10議席へ伸ばした。国民民主党6議席、共産党7議席で、ともに勢力減。社民党は改選数維持の1議席。れいわ新選組とNHKから国民を守る党はともに議席を獲得。得票率2%も上回り、政党要件を満たすことが確実になった。

共同通信
2019/7/22 09:44 (JST)
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