21日投開票の参院選比例区で、「れいわ新選組」が2議席を確保するのが確実な情勢となり、特定枠1位に指定した筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後(ふなご)靖彦氏(61)と、同2位で脳性まひを患う木村英子氏(54)が当選することになった。両氏は議員活動の際に付添人の介助が必要。国会の受け入れ態勢づくりが急務だ。

 過去に車いすで活動した議員には、テレビタレント出身の八代英太氏がいる。1977年から参院議員を3期18年務め、その後衆院議員も務めた。八代氏の当選以降、国会議事堂の玄関にはスロープが付けられたほか、本会議場には車いすのまま入れる議席が一部にあり、八代氏はそこを使った。

朝日新聞
2019年7月21日21時39分
https://www.asahi.com/articles/ASM7P62SWM7PUTFK008.html