内閣府が8日発表した6月の景気ウオッチャー調査は、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)が前月比0.1ポイント低下の44.0となり、2カ月連続で悪化した。改元や10連休で旅行などのサービスが盛り上がっていたが、5月以降、反動が続いている。

 指数は2016年6月以来、3年ぶりの低水準。内閣府は景気の基調判断を「このところ回復に弱さがみられる」で据え置いた。

 現状判断指数を構成する項目別では、家計動向が0.5ポイント下落の43.6だった。「10連休の反動で6月はかなり悪い」(東北の旅行代理店)などの声があった。

共同通信
2019/7/8 16:42
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