果たして妥当な判断か−。
千葉県市川市で、市長と副市長の公用車として、米電気自動車(EV)大手テスラモーターズのスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」(車両価格約1100万円)を導入したことで、批判が殺到している。
5人乗りセダン「モデルS」も近く入札予定で、市民からは「税金で買うには高額すぎる」という声もある。
市長は元民主党衆院議員でもあり、真っ最中の参院選にも影響しそうだ。

市が導入したモデルXは3列6人乗りで、上部に跳ね上がる「ファルコンウィングドア」が特徴。環境意識の高いハリウッドセレブにも人気の高級SUVだ。

テスラの最高経営責任者(CEO)といえば、米実業家のイーロン・マスク氏(48)。ZOZOの前澤友作社長(43)の月周回旅行でも話題になった「スペースX」を率いることでも知られる。

超高級車導入について村越祐民(ひろたみ)市長(45)は、「新しい方向性を先進的に示していくため、電気自動車を購入した」と語っている。

地元出身の村越氏は、千葉県議から2003年に旧民主党から衆院議員に初当選。12年には野田佳彦内閣で外務大臣政務官を務めた。
同年12月の衆院選で落選。
17年11月の市川市長選で最多得票となったが法定得票数に届かず、18年4月の再選挙で当選を果たした。

「(テスラ車導入の)報道が出てから、市民などから問い合わせの電話が鳴りやまない状況だ」と市職員は打ち明ける。

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190707/pol1907070002-n1.html
https://www.zakzak.co.jp/images/news/190707/pol1907070002-p1.jpg
https://www.zakzak.co.jp/images/news/190707/pol1907070002-p2.jpg

参考
元民主議員の千葉県市川市の市長が自分用の公用車に1100万円の超高級外車を導入 批判殺到で記者会見へ
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1562503511/