長野市選挙管理委員会は7日、市役所に設けた参院選期日前投票所で、比例代表の投票用紙として誤って4月の長野県議選の投票用紙を交付するミスがあったと発表した。公職選挙法に基づき投票した44人分が無効票となり、再交付も行わない見込み。

 市選管によると、投票開始から約1時間後に45人目の有権者が指摘して発覚した。同じ倉庫で保管していたため、担当者が取り違えたという。7日の投票開始前に職員ら4人が確認したが、両用紙とも白地に赤字で印刷され、似ていたことから気がつかなかったという。【原奈摘】

毎日新聞
2019年7月7日 22時43分
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190707/k00/00m/010/181000c