国土交通省で防災担当を務める大塚高司副大臣が、山形県沖を震源とする最大震度6強の地震が起きた6月18日夜、東京・赤坂のクラブに滞在し続けたとして、石井国土交通相は2日の閣議後の記者会見で、大塚氏を厳重注意したことを明らかにした

 石井氏によると、6月26日、大塚氏から地震当夜に赤坂のクラブで飲酒しており、地震発生後は酒を飲むのをやめ、店で待機していたとの報告を受けた。

 国交省によると、副大臣ら政務三役は、地震後に同省が設置した災害対策本部の参集対象ではなく、待機のあり方に関する内部規定もないが、石井氏は「緊張感を欠いた対応だった」と述べた。

読売新聞
2019/07/02
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190702-OYT1T50126/