関西テレビ(大阪市)が5月18日放送のバラエティー番組「胸いっぱいサミット!」でヘイトと受け取られかねない発言を放送した問題で、同社が出したコメント全文は以下の通り。

 この表現をそのまま放送したことは適切な判断ではなかったと考えています。当初は差別的な意図はないと考え放送したものでしたが、その後、さまざまなご批判を受けて社内で議論いたしました。

 その結果、さまざまな感じ方をされる視聴者の皆様への配慮が足りず、心情を傷つけてしまう可能性のある表現であり、そのまま放送するという判断は誤りだったとの結論に至りました。視聴者の方々には申し訳なく思いますし、真摯(しんし)に反省しております。

 今後は、多様性の尊重、人権の配慮といった放送に求められる価値を重んじた番組づくりに努めて参ります。

毎日新聞
2019年6月18日 18時41分
https://mainichi.jp/articles/20190618/k00/00m/040/189000c