北方領土をめぐる「戦争」発言などについての丸山穂高衆院議員の弁明書をJNNは独自に入手しました。「憲法9条違反とは飛躍しすぎ」などと主張し、議員辞職はしない意向です。

 弁明書は3日午後4時の締め切り間際に衆議院の議院運営委員会に提出されました。この中で丸山氏は「戦争」発言などについて「元島民の皆様への配慮を欠いていたことについて、重ねて謝罪申し上げます」とする一方、「平和主義を掲げる憲法への違反行為は無理がある」と反論。

 また、国会で議員辞職勧告決議案など辞職を求める動きが続いていることについて、「国会は裁判所ではありませんし、ましてや人民法廷でもないはず」と批判し、「議員の出処進退は議員自身が判断すべきことであり、最終的には選挙での有権者のご判断による」として、議員辞職する考えがないことを強調しました。

 丸山氏は病気を理由に国会の聴取を拒否しています。(03日18:42)

TBS NEWS
6/3(月) 20:05
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