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知事訪米 通訳に課題 前回、専門家不在で誤訳も

▼記事によると…

・玉城デニー知事が米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設中止を訴えるため、訪米に向けて日程を調整している。

・就任1カ月余りの2018年11月。沖縄県知事として初の“外交デビュー”となった訪米では、米政府関係者や議員と面談したほか、ニューヨーク大学で講演し辺野古新基地建設の問題点などを説明した。

・質疑応答にも応じたが、県の通訳担当者の誤訳が目立った。

・例えば、玉城知事が新基地建設ついて「今の計画の全体像が明らかになっていない」という発言を訳さなかったほか、「防衛省の計画そのものが間違っているということを指摘できても、それを止めさせる手段がない」との知事発言を「どのように彼らが貴重な動物を守っているか調べる方法はありません」と誤訳した。

「多くの専門家や団体からジュゴンを含めた環境保護に対するさまざまな指摘が出ている」との知事の発言は「多くの」を「Some(何人かの)」と英訳。

「海底には軟弱な地盤があって、しかもその軟弱地盤の下には活断層があるという問題が明らかになった」と工事の問題点を指摘した玉城知事の発言については「沖縄県には多くの問題がある」と、沖縄側に問題があるかのような印象を持たせるなど、訳が抜け落ちたり、意味の異なる訳をしたりする場面があった。

2019年5月9日 05:30
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-915043.html

(略)