今月1日に発表された新元号「令和」について、好感が持てると考える人が8割を超えたことがJNN世論調査でわかりました。

 調査は4月6日と7日に行いました。

 安倍内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より1.1ポイント増えて53.4%でした。一方、支持できないという人は、0.9ポイント減って、43.4%でした。

 政府は先週、5月1日から使われる新たな元号を「令和」に決定しました。この新元号に好感が持てるか聞いたところ、「好感が持てる」と答えた人は、「非常に」「ある程度」を合わせて82%に上りました。「好感が持てない」は、「あまり」「まったく」を合わせて15%でした。

 「令和」の出典は日本最古の歌集・万葉集で、確認できる限り日本の古典が元号の出典となるのは初めてのことです。新元号を日本の古典から採用したことへの評価を聞いたところ、「評価する」が81%にのぼり、「評価しない」は9%でした。

 また、普段の生活の中で元号と西暦のどちらを使いたいか聞いたところ、「どちらも使いたい」と答えた人が最も多く58%、次いで「西暦を使いたい」が25%、「元号を使いたい」が15%でした。

 安倍総理と麻生副総理の地元を結ぶ道路の整備を巡り、塚田前国土交通副大臣が「私が忖度した」などと発言し、その4日後、辞任に追い込まれましたが、この問題への政府の対応について「評価する」は30%にとどまり、「評価しない」が52%でした。

 安倍総理は、自民党総裁としては現在連続3期目で、党の規則で総裁の任期は連続3期までと決められています。

 この規則を変えて、安倍総理の総裁4選を可能にする案が取りざたされていますが、「反対」と答えた人は56%で、「賛成」の31%を大きく上回りました。

TBS NEWS
8日1時33分
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3642384.htm?1554706188769