現職と新人の2人の争いとなった神奈川県知事選挙は、自民党、国民民主党、公明党が推薦した現職の黒岩祐治氏が3回目の当選を確実にしました。
黒岩氏は兵庫県出身の64歳。民放の記者やニュースキャスターを経て、前々回・8年前の神奈川県知事選挙で初当選し、これまでに2期、知事を務めてきました。

今回の神奈川県知事選挙は、黒岩氏が、自民党、国民民主党、公明党から推薦を受け3期目を目指したのに対し、共産党が推薦した新人が挑む構図となりました。

選挙戦で、黒岩氏は、太陽光発電の普及やロボット産業の創出などに力を入れてきた実績を強調するとともに、本格的な超高齢社会に向けて高齢者の健康寿命を延ばす取り組みを進めていくと訴えました。

そして、推薦を受けた自民党や公明党などの支持層を固めたほか、支持政党を持たない無党派層からも幅広く支持を集め、3回目の当選を確実にしました。

NHK
2019年4月7日 20時04分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190407/amp/k10011876191000.html