秋元司環境副大臣が2014年4月から17年7月まで、多くの留学生が所在不明となり問題となっている東京福祉大で理事を務めていたことが分かった。4日の参院決算委員会で共産党の吉良佳子氏が指摘したのに対し、秋元氏が認めた。

 答弁で秋元氏は、「同大が留学生(受け入れ)を拡大するということについて、私は直接知り得る立場ではなかった」として、一連の問題への関与を否定した。

 これに関し、安倍晋三首相は「常に自ら襟を正し、説明責任を果たしていくべきだ。その上で与えられた職責をしっかりと全うしてもらいたい」と述べた。

時事通信
2019年04月04日19時47分
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