■■■■ 2.大阪都構想で.大阪市民の「おカネ」が吸い上げられる ■■■■
「財源の多くが大阪府に吸い上げられ、その使い道を市民が決めることはできません。」(碇山洋 金沢大学・教授 財政学)
「大阪都構想が通れば、・・・共同体がもつ大都市行財政権限を失うことになる。その損失は計り知れない。」(平岡和久 立命館大学・教授 地方財政学)

■■■■ 3.大阪都構想で.大阪の「教育」が劣化する ■■■■
「大阪都になれば、・・・政令指定都市が有していた優秀な教員確保のための採用や研修の権限は喪失し、同時に学校設置運営に関わる学校の条件整備はより劣化し貧弱になっていくことは明確である。」(小野田正利 大阪大学・教授 教育学)

■■■■ 4.大阪都構想で.大阪が「衰退」していく ■■■■
「地域経済学の視点からみると、むしろ大阪経済のさらなる衰退を招くといわざるをえません。」(岡田知弘 京都大学・教授 地域経済学)
「大阪都構想では大阪の活性化は望めず、破綻への道を歩むことになるだろう。」(中山徹 奈良女子大学・教授 都市計画学)

■■■■ 5.大阪都構想で.大阪の「伝統」が失われていく ■■■■
「大阪都構想」は、図書館、博物館や文楽など、大阪ばかりか、上方の文化を破壊する危険性をはらんでいます。」(奥野卓司 関西学院大学・教授・大学図書館長 メディア表象論)
「大阪市を解体・分割すると言うことは、これらの優れた(文化・芸術・学問等の)伝統を断ち切る働きをすると危惧します。」(鰺坂 真 関西大学・名誉教授 哲学)

■■■■ 6.大阪都構想で.財政は効率化せず、逆に「赤字」が増える ■■■■
「(二重行政の解消)効果は単年度でせいぜい2〜3億円程度・・・一方で「大阪都構想」によって初期費用600億円、ランニング費用20億円/年が必要となり、財政的に大きな赤字の発生が懸念される。」(森裕之 立命館大学・教授 地方財政学)

(4)「毒まんじゅう」のリスクがあるのかどうか、しっかりご吟味を。
・・・つまり、大阪都構想になれば、

「二重行政が減って赤字が減るどころか、
かえって余計な経費が莫大にかかって、
むしろ赤字が増える」(6.)

のみならず、

「大阪市民の税金と権限が吸い上げられる」(2.)から、
「教育もダメ」(3.)になっていって、
「生活サービスレベルが低下」(1.)し、

大阪そのものも衰退していき(4.)、
挙句に伝統や文化すら失われていく(5.)・・・

という最悪の未来を、
100人以上の学者が指摘しているわけです。

つまり、大阪と構想は、食べたらエライ事になる、
「毒まんじゅう」
だという見解は、相当説得力がある、
ということになりそうです。

もしも都構想がホントに「毒まんじゅう」なら、
絶対、食べてはいけない
ということになるでしょう。

というよりもむしろ、
「毒まんじゅうかも知れない」
というリスクがあるだけで、
食べるのを避けるのが普通だ、
とも言えます。

ついて是非、大阪都構想にご関心の方は、
ホントに「毒」が入っているリスクがあるのかどうか、
しっかりとご吟味いただきたいと思います。

追伸:
本記事の内容を下記のようにシンプルに
まとめてみました。
こちらも是非、ご参照ください。